一般社団法人 電解水透析研究会
 
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はじめに
我が国の血液透析は世界で最良の成績を達成していると言われています。これには本邦の高度な医療技術が大きく貢献してきたのは明らかですが、一方で治療の限界も見えてきました。残念ながら、透析患者の主な死因である脳心血管病や感染症は依然として抑制できていない現状があります。この原因は複合的ですが、近年の研究で、慢性の炎症や酸化ストレス障害といった透析患者に共通する病態が深くかかわっている事実が明らかにされてきました。これに対し、様々な治療対策が試みられているものの決定打には至らず、新しい治療法の確立が切望されています。

血液透析療法は水を大量に使う治療法です。私たちは全く新たなコンセプトに基づく治療手段として、その「水」に着目してきました。水を変えることで、血液透析システムの生体適合性を向上させることができると考えたのです。近年の研究で、水素ガス(H2)が抗酸化性を有する事実が明らかにされています。我々は、水の電気分解技術を利用してH2が溶存する透析用水を安定的に供給する透析システム(電解水透析)の開発を行い、さらに、短中期の臨床検討にて本システムの臨床的な有用性を観察してきました。「電解水透析研究会」はこの過程の中で設立され、本システムの科学的な検討を行っているものです。

「電解水透析とは」(東北大学と日本トリムとの共同研究)
一般的な「血液透析」では、尿毒症性毒素(uremic toxin)に汚染された血液を体外に導き、その一定量の血液を人工腎臓とも呼ばれるダイアライザーに送り、「老廃物除去」「電解質補正」「過剰水分除去」を行い、血液をきれいにして体内に戻す方法がとられています。
この透析には、1回あたり約120ℓの透析液が必要となります。
透析液は透析液原液または粉末をRO水で希釈して作られます。従来の透析と電解水透析の違いは、後者では「電解RO水」を希釈用の透析用水として使用している点にあります。この電解RO水は、溶存水素を多量に含む「電解陰極水」をRO処理して作られるものです。これにより、電解水透析システムで生成される希釈水や透析液には、一定の水素ガスが溶存するユニークな特性が付加されます。

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